ワイヤー矯正は何歳から?子どもと大人の始めどき【戸塚】
「子どもの歯並び、矯正するならいつからだろう」「自分ももう40代だけど、今さら始めても大丈夫だろうか」。ワイヤー矯正にまつわる年齢の疑問は、実は親子セットで生まれることがよくあります。戸塚のようにファミリー層の多い街では、お子さまの相談に来られた保護者の方が、ご自身の歯並びについても質問される場面が少なくありません。
結論を先に言うと、矯正を始める時期に「唯一の正解」はありませんが、年齢によって治療の目的とやり方が変わることは知っておく価値があります。この記事では、子どもと大人それぞれの始めどきの考え方を、判断材料とあわせて整理します。
子どものワイヤー矯正は
「2段階」で考える
子どもの矯正治療は、厚生労働省のe-ヘルスネットでも紹介されているとおり、永久歯列が完成する前に行うⅠ期治療と、永久歯列が完成してから行うⅡ期治療の2段階に分けて考えます。(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の治療法の概要」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-06-002.html )
Ⅰ期治療|あごの成長を利用できる時期
乳歯と永久歯が混ざっている時期(おおむね幼児〜小学生)の治療です。この時期の主役は、実は歯そのものよりも「あご」。成長の力を利用してあごの幅や位置のバランスを整え、永久歯がきれいに並ぶための土台をつくることが目的です。使う装置も、あごを広げる拡大装置や取り外し式の装置が中心で、いわゆるワイヤー矯正(マルチブラケット装置)を本格的に使う場面は限られます。
Ⅱ期治療|ワイヤー矯正が主役になる時期
永久歯が生えそろったあと(おおむね中学生以降)に行うのがⅡ期治療です。e-ヘルスネットでは、Ⅱ期治療においてマルチブラケット装置の治療効果が歴史的に証明されていると紹介されており、1本1本の歯の位置と噛み合わせを仕上げていくこの段階で、ワイヤー矯正は中心的な役割を担います。
Ⅰ期治療であごの問題を整えてある場合、Ⅱ期治療が短く・簡単になる可能性があります。一方で、すべての子にⅠ期治療が必要なわけではなく、経過観察のうえⅡ期治療から始めるという判断もあります。
年代別の目安を整理する
| 幼児〜小学校低学年 | 前歯の生え変わりと6歳臼歯が生える時期が最初の相談の目安。受け口など骨格の問題は早めの相談が役立つことがあります |
|---|---|
| 小学校中学年〜高学年 | Ⅰ期治療の中心的な時期。あごの成長を利用した治療や、悪い癖(口呼吸・舌の位置)への対応を検討します |
| 中学生〜高校生 | 永久歯列が完成し、Ⅱ期治療=ワイヤー矯正の適期に入ります。部活や受験と両立できる通院計画がポイントです |
| 大人(成人以降) | あごの成長は止まっていますが、歯と歯ぐきが健康であれば矯正治療は可能です。次の章で詳しく説明します |
「うちの子はどの段階?」を正確に知るには、生え変わりの状況とあごの成長を実際に確認する必要があります。学校歯科健診で歯列について指摘を受けた場合も、まず状態の確認から始めましょう。
歯並びに影響する「癖」のセルフチェック
お子さまの場合、歯並びの乱れには毎日の癖が関わっていることがあります。当てはまるものがないか、日常の様子を思い返してみてください。
- 指しゃぶりが長く続いている
- 口がぽかんと開いていることが多い(口呼吸)
- 飲み込むときに舌が前に出る、舌で前歯を押す癖がある
- 頬杖やうつぶせ寝が習慣になっている
- 唇を噛む、爪を噛む癖がある
癖そのものへの対応が歯並びの土台づくりになることもあるため、装置の話の前に、こうした生活の情報もぜひ相談時にお伝えください。
大人のワイヤー矯正に
年齢の上限はあるのか
「何歳まで」より「歯ぐきと骨の状態」
大人の矯正に一律の年齢制限はありません。歯が動く仕組みである骨の作りかえは、年齢を重ねても機能し続けるからです。ただし、子どもと大人では前提条件が変わります。判断の中心になるのは年齢の数字ではなく、歯を支えている歯ぐきと骨の健康状態です。
歯周病が進行して歯を支える骨が減っている状態で歯を動かすと、歯への負担が大きくなります。そのため大人の矯正では、開始前に歯周病の検査と治療を行い、土台を整えてから歯を動かすのが原則です。
大人が始める前に確認しておきたいこと
- 歯ぐきからの出血や腫れがないか(歯周病のサインの可能性があります)
- 治療していない虫歯や、古い詰め物・被せ物の状態
- 抜歯が必要になる可能性と、その理由の説明に納得できるか
- 仕事や生活のスケジュールと通院(月1回程度)の両立
- 治療期間と保定期間まで含めた全体の見通し
大人になってから始めるメリットもある
大人の矯正は「遅い」どころか、本人の意思で取り組めるという強みがあります。装置の管理も歯みがきも自分の判断でできるため、治療への協力度が結果に結びつきやすいのです。また、見た目の改善だけでなく、歯みがきしやすい歯並びになることで虫歯や歯周病の予防につながる側面もあります。日本歯科医師会も、歯並びの悩みは年齢を問わずまず歯科医師へ相談することをすすめています。(参照:日本歯科医師会「お口のなんでも相談『歯並びが気になる』」 https://www.jda.or.jp/consultation/vol-11.html )
なお、大人の場合は目立ちにくいワイヤー装置やマウスピース型の装置など選択肢も広がっています。取り外し式の装置がどんな検査を経て決まるのかは、マウスピース矯正の相談と精密検査を解説した記事で詳しく紹介しています。【内部リンク予約:ワイヤー矯正の種類】
思春期の本人の気持ちも「条件」のひとつ
中高生のワイヤー矯正では、見た目を気にする本人の気持ちが治療の続けやすさを左右します。装置を嫌がったまま始めると、ゴムかけなどの協力項目が守られず、結果として期間が延びてしまうことがあるからです。保護者の方が先に決めてしまうのではなく、本人が「やってみよう」と思えるタイミングを一緒に探すことも、立派な始めどきの判断です。目立ちにくい装置の選択肢を本人に見せながら話すと、前向きになれる子も少なくありません。
また、部活動によっては注意が必要な場合があります。吹奏楽の管楽器や、接触の多いスポーツをしているお子さまは、競技・活動内容を相談時に伝えておくと、装置の選択や開始時期の判断材料になります。
戸塚で親子の歯並びを
相談したいとき
始めどきの判断は、この記事のような一般論では最後まで詰められません。生え変わりの進み具合、あごの成長、歯ぐきの状態。どれも実際に診て、調べてはじめて分かることだからです。
戸塚モディ シティデンタルクリニックのご案内
戸塚モディ シティデンタルクリニックは戸塚駅前の商業施設内にあり、お買い物や習い事の送り迎えとあわせて通いやすい歯科医院です。
- お子さまの矯正も大人の矯正も、担当の歯科医師が初回無料でご相談をお受けしています
- 親子それぞれの歯並びを同じ日にまとめてご相談いただくことも可能です
- 年中無休・土日祝も夜まで診療。学校や部活、お仕事と両立しやすい通院計画を立てられます
- 歯科用CTを備え、生え変わりやあごの状態、歯を支える骨の様子まで確認したうえでご説明します
- 完全個室のため、お子さま連れでも周囲を気にせずお話しいただけます
- オンライン予約・LINE予約は24時間受け付けています
「今すぐ治療するべきか、まだ様子を見てよいのか」を確かめるだけでも、相談する価値は十分にあります。戸塚で歯並びが気になり始めた方は、親子どちらの相談でもお気軽にお越しください。
家族で通うときの工夫
親子で矯正を検討する場合、通院を家族の予定にどう組み込むかが続けやすさを左右します。お子さまの調整日と保護者の方の相談を同じ日にまとめる、習い事や学校行事の少ない曜日を固定の通院日にする、長期休みに検査などの時間がかかる工程を寄せる、といった工夫で、通院の負担は目に見えて軽くなります。予約の取り方も含めて、家族の生活パターンを遠慮なくご相談ください。
また、ごきょうだいがいる場合は、上のお子さまの矯正相談にあわせて下のお子さまの歯並びも一緒に診てもらう、という使い方もできます。生え変わりの時期は子どもごとに違うため、それぞれの「今の段階」を把握しておくと、家庭内での見通しが立てやすくなります。
よくある質問
学校の歯科健診で「歯列」にチェックがつきました。すぐ治療が必要ですか?
子どもが装置を嫌がらないか心配です。
40代・50代からのワイヤー矯正は遅すぎますか?
Ⅰ期治療をすれば、Ⅱ期治療は必要なくなりますか?
親の歯並びは子どもに遺伝しますか?
まとめ|始めどきは年齢ではなく「状態」で決まる
子どものワイヤー矯正はⅠ期・Ⅱ期の2段階で考え、あごの成長を利用できる時期と、永久歯を仕上げる時期それぞれに役割があります。大人には年齢の上限は基本的になく、歯ぐきと骨の健康状態が判断の中心です。つまり何歳からでも、まず状態を知ることが始めどきの第一歩だと言えます。
戸塚でお子さまの歯並びやご自身の矯正を考え始めた方は、「もう遅いかも」「まだ早いかも」と一人で悩む前に、現状を確かめる場として矯正相談を活用してみてください。
自由診療の副作用とリスク
副作用とリスク
- 装置の装着後や調整後に、痛みや違和感が数日生じることがあります
- 成長期の治療は、あごの発育や生え変わりにより治療計画を見直す場合があります
- 歯周病がある場合は、矯正に先立って歯周病の治療が必要になることがあります
- 装置の周囲は清掃が難しく、虫歯や歯肉の炎症のリスクが高まります
- 治療後は年齢を問わず、後戻りを防ぐ保定装置の使用が必要です
おおよその費用
矯正治療は健康保険が適用されない自由診療です。年齢や治療の段階によって費用が異なります。
矯正精密検査+診断料 30,000円
小児一期矯正 60,000〜300,000円
小児二期矯正 350,000円
成人矯正(ワイヤー・金属の装置) 700,000円
成人矯正(ワイヤー・上下共に目立たない装置) 800,000円
調整料・観察料 5,000円
リテーナー 30,000円
お支払い方法:現金またはクレジットカード、デンタルローン、院内分割からお選びいただけます。
記載理由
平成30年6月1日に施行 医療広告ガイドラインに準拠し、患者様が歯科医療に対して適切な選択を行えるようにするための注意事項として記載。
※副作用とリスクには個人差があります。※全て税抜の金額を表示。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。診断や治療方針は口の中の状態によって異なります。症状が気になる場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。